2001年1月〜2002年1月の京都鴨川・加茂大橋〜荒神橋間の写真です。

2001年1月(曇り)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

画面の右が上流。対岸の正面右に木が3本ありますが、この辺と正面より左にホタルが飛んでいました。当時(2000年6月)の記憶では、正面に中洲があったようなんですが。去年9月に見た時には中洲がなく川底は平たんになっていました。

2001年2月(曇り)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

鴨川中洲の除草問題が浮上。これから春にかけて鴨が中洲の草むらで子育てをするので、除草時期をずらして欲しいと日本野鳥の会京都支部が京都府土木事務所に申し入れをされたそうです。


2001年3月(晴れ)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

あっというまに3月。
ぽかぽか陽気に誘われて出町の屋台で買ったお好み焼きをほおばっていると、和太鼓の練習や、犬の散歩。向こう岸のグランドでは少年サッカーの練習と大変にぎやかです。

2001年4月(晴れ)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

出町では桜が満開です。この辺りには桜はありません。
3月中旬ころから始まったホタルの上陸もそろそろ終盤を迎えます。今頃は中州や土手の土の中で羽化を待っています。

2001年5月(晴れ)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

緑がいっぱいです
桜が葉桜になる頃、木々はいっせいに芽を吹き出したようです。
水鳥たちは子育てを終わり北へ旅立ったんでしょうか。
今、ホタルは土の中。もうすぐ飛び始めます。

2001年6月(雨)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

  
梅雨。今日はしっとりとした雨でした。
ホタルが飛ぶようになりました。川縁の草むらのなかでは、今年に産み付けられたホタルの卵がふ化をまっています。
例年だと七夕までに大雨が降るんですが、今年はどうかな。 

2001年7月(晴れ)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

ホタルの季節が終わりました。
梅雨も終わり鴨川の緑が一段と濃くなり、せみが鳴いています。
空も夏。

2001年8月(晴れ)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

台風11号が去っていきました。干上がった日本列島にそって移動し、恵みの雨を降らせてくれました。が、犠牲になられた方もあります。
護岸が茶色なのは草刈りをされているからです。上流では中州も草刈りをされています。
出雲路橋より下流の中州は、まだ草刈りをされていません。

2001年9月(晴れ)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

8月から9月にかけて護岸と中州の除草が行われました。8月始めに除草がおこなわれた上流は、緑が覆っています。
2001年10月(晴れ)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

10月も後半になってしまいました。事務局では9月の終わりにカワニナを放流しました。その時、先住のカワニナを見つけました。大きかったです。3センチくらいありました。

2001年11月(晴れ)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

遅くなりましたが、11月の鴨川です。
正面右に白く点々といるのはゆりかもめ。これからは冬鳥たちが冬を過ごすためにやってきます。

2001年12月(晴れ)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

いつのまにか12月。
川底では、ホタルの幼虫がすくすくと育っている?ことでしょう。
先日、出町ホタルの会に京都市建設局・水と緑環境部河川課から「ホタルに関する活動者調査について(照会)という依頼がきました。転載します。

 これまでの河川整備は急激な市街化に伴う浸水対策事業によりコンクリートによる護岸としたため、生物が生育しにくい河川環境となっています。このような状況を打破するため、近年では市民参加による昔ながらの自然や生物を呼び戻す多自然型川づくりが注目されています。
 当課では河川整備を計画する段階から生息が望まれることの多いホタルに着目し、かって生息していた場所へのホタルの復活や現在ホタルが生息している場所の維持管理などホタルに関する活動を行っている方(個人、団体を問わず)のネットワークを形成しホタルやそれを取り巻く自然環境に関する情報を収集し、河川行政に役立てたいと考えています。
 そこで、年末でお忙しいこととは思いますが、上記の件について別紙様式により平成13年12月21日までに回答していただけますようお願いいたします。
 なお、該当がない場合もその旨ご連絡ください。

2002年 あけましておめでとうございます。

2002年1月(曇り)

西

荒神橋方面

加茂大橋方面

 2001年1月より進めてきました「鴨川定点観察」は2002年1月で終了します。長い間お付き合い頂きありがとうございました。楽しんでいただけたでしょうか。